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開発ツールとは?最近のトレンドや選び方も紹介

ソフトウェアやアプリは年々複雑さが増し、開発のためのコストや工数も増加傾向にあります。そこで知っておきたいのが、開発の大きな助けになる開発ツールです。
開発ツールのメリット、デメリット、最近のトレンドについて解説しますので、開発ツール導入の参考にしてみてください。

開発ツールとは?

開発ツールとは、ソフトウェアやアプリの開発を支援するためのツールです。
プログラムやテストを自動的に生成することにより、開発に関するノウハウが少ない技術者であっても工数を抑え、かつ品質の高いソフトウェアやアプリを開発することができます。

また、チームで開発をおこなう際の管理機能を備えるものもあり、プログラミングだけにとどまらず、開発のプロセスにおいても便利なツールです。

開発ツールを使うメリット

開発ツールを使ってソフトウェアやアプリを開発するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは4つのメリットについて解説します。

プログラム自動生成機能で開発工数削減

開発ツールのなかには、開発したいソフトウェアやアプリの情報を入力するだけで、プログラムを自動的に生成する機能が搭載されているものがあります。
例えば、Wagbyという開発ツールでは、機能ブロックを並べるビジュアルプログラミングで業務処理の記述が可能です。
この機能は、単にプログラミングを省力化するだけでなく、開発者の技量に依存することなく一定の品質を持ったプログラムを得られることから、開発するソフトウェアやアプリの品質向上にも寄与するでしょう。

開発工程管理機能で進捗把握

ソフトウェアやアプリ開発においては、一人ではなくチームでの開発をおこなうことがよくあります。
特に大規模なプロジェクトでは人数も多いため、担当者の進捗状況や、サポートが必要そうなところはないか、といったことが管理者からは把握しづらいことがあります。

このような状況であれば、開発工程管理機能を使えば、チーム内の進捗を一目で把握することが可能です。また、顧客に対する納期や開発マイルストーンを管理するのにも役立つでしょう。

テストを自動化する機能で開発コスト削減

複雑なソフトウェアやアプリの開発では、テストしなくてはいけないパターンが膨大であり、テストをおこなうだけで長い時間を要します。
また、テスト抜けが発生すると、不具合が市場に流出し、会社の信頼を損ねる可能性も出てくるでしょう。

開発ツールにはテストを自動化する機能があり、テストのためのコストを抑え、テストの抜け漏れといった人間が考え忘れてしまうようなテストをカバーしてくれることも期待できます。

バージョン管理機能で履歴が追える

複数人で開発をおこなっていると、どのソースコードが最新版なのか、新しいソースコードは古いものに比べて何が変わったのかなどを管理するのが難しいといえます。

ときには、複数の人が同じソースコードを別々に改変してしまい、デバッグが長期化してしまうことも。管理ツールに搭載されているバージョン管理機能を使えば、ソースコードの最新版がわかり、過去との差分の表示や、変更をおこなった人が誰なのかの把握ができます。
これにより、常にソースコードの来歴が明らかとなり、開発しているソフトウェアやアプリに使うべきソースコードを明確化することができます。

開発ツールを使うデメリット

開発ツールのデメリットについて解説します。
デメリットも把握した上で利用することが重要です。

開発ツールの品質が開発の品質に直結

開発ツールは自動的にプログラムを生成し、テストを行う機能を持っていますが、開発ツールによっては、プログラムやテストの精度によって、完成されるソフトの品質が変わるため、信頼のできる開発ツールを選ぶことが必要です。
また、開発ツールが不具合により動作しなくなると、それに依存したプロジェクトは進捗が停滞してしまうことも考えられます。

使用している開発ツールが無くなるリスク

それぞれの開発ツールには、機能や使い方、操作性などが違うため、使用している開発ツールが開発中止などの理由により無くなってしまうと、別の開発ツールに移行するためのコストや工数が必要となり、開発効率を落としかねません。
無料だから手軽だからといった理由だけで選ぶのではなく、今後も長く開発され、サポートが続く開発ツールを選びたいものです。

開発ツールのトレンド

ソフトウェアやアプリと同じく、開発ツールの世界も日進月歩です。
最近の開発ツールのトレンドについて解説します。

コード自動生成機能の利用が進む

前述のプログラム自動生成機能はさらに発展が続いています。
記述する必要があるコードが少ないローコード開発はもちろん、一切コードを書かないノーコード開発が可能な開発ツールもあります。
これらを利用すれば、スキルの高いプログラマーを多数抱える必要が無くなり、コストを下げられるほか、主要なプログラマーが退社しても変わらない品質で開発を続けられるというメリットが生まれるでしょう。

開発環境のクラウド化

最近はさまざまなサービスがクラウド化されていますが、開発ツールにもクラウド化の波がやってきています。
統合開発環境(IDE)と呼ばれる開発ツールのインターフェースがクラウドサービスとして提供されるようになりました。
これにより、PCなどにIDEをインストールする必要が無くなるほか、テレワークなどでさまざまな環境、場所で開発をおこなうことが可能になり、開発効率向上に寄与することでしょう。

マルチプラットフォーム対応

ソフトウェアやアプリを多くの人から利用してもらうには、単一のプラットフォームだけでなく、PC、スマホ、タブレットなど複数のプラットフォームで使用可能なマルチプラットフォーム対応になっている必要があります。

開発ツールもマルチプラットフォーム対応を想定した開発をおこなえる機能を持つものが登場しており、比較的容易に幅広い機器で使用できるソフトウェアやアプリを開発できるでしょう。

開発ツールの選び方

これから新たに開発ツールを選ぶ際には、どのような点に気をつければ良いでしょうか。
4つのポイントを解説します。

目的に合った開発ツールか?

開発ツールにはそれぞれ機能や特徴が異なるため、開発ツールを使う目的とともに、必要と考えられる機能を洗い出し、それらにあった開発ツールを選ぶようにしましょう。
たとえば、MicrosoftのPower AppsはWebアプリの開発が得意分野であり、ビットスクエアのVoiCeAPIは図面データや画像データを利用したシステム構築を得意としています。
開発したいソフトウェアやアプリに適したものを選ぶことで、工数削減に寄与することが可能です。

どこを効率化したいのか?

ソフトウェアやアプリの開発工程には、設計、プログラミング、テストなどさまざまなものがあります。
開発ツールの導入検討をしているのであれば、これらの中で改善したい工程があるのではないでしょうか。
開発ツールごとに、できる工程、得意とする工程が異なるため、効率化したい工程にあった開発ツールを選ぶことが重要です。
場合によっては、工程ごとに複数の開発ツールを使い分けるという手段も考えられます。

自社環境に合ったものか?

それぞれの開発ツールは動作する環境が異なっており、自社で使用している開発用PCのスペックやOSにあったものを選びましょう。
また、開発ツールが対応している開発環境もそれぞれ異なるため、そちらも確認が必要です。

サポートは充実しているか?

開発ツールを使い始めると非常に便利であるため、作業が開発ツールに依存する割合が高くなります。もし開発ツール自体に不具合が見つかったり、使いたい機能の使い方がわからなかったりすると開発が止まってしまうリスクがあります。
このため、開発ツールのサポートは重要です。サポートを受けるための手段(電話、メール、チャット、オンサイト)、サポート可能な日時(曜日、時間帯)が充実しているものを選ぶのがおすすめです。

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