PrizmDoc

導入事例

ワークフローに関する導入事例をご紹介いたします。

導入事例
E社
cloudPWR(米国)が
PrizmDocの導入によって
公的記録請求を効率化

     

本導入事例は、PrizmDocの開発元 Accusoft社提供によるものです。

cloudPWRは、政府機関向けソフトウェアの近代化と合理化によって、政府機関が効率と生産性を高めながら市民により良いサービスを提供できるように支援することを使命として2014年7月に設立された。cloudPWRは公的記録請求、事案管理、およびワークフローの自動化に重点を置いている。同社のクラウドソフトウェアは、プロジェクトの遂行に必要なキー入力、クリック、ステップの数を最小限にすることで、タスクの完了までの時間を大幅に短縮する。製品が進化するにつれて、cloudPWRは政府機関における安全な共同作業の必要性を認識するようになった。

cloudPWR

導入前の課題
当初は実用最小限の製品をすぐに実現できるという理由で別製品を採用したが、アノテーションと墨消しをすばやく簡単に行う機能を提供する必要があった。

cloudPWR
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PrizmDoc

導入後の効果
PrizmDocのRedaction APIを利用することで、自動の適用除外ログを含めた墨消しプロセスを自動化する革新的な方法を編み出し、タスク完了までの時間が節約された。

公的記録請求や事案管理および
ワークフローの自動化に重点を置く

市民が情報公開法(FOIA)による開示請求を提出すると、多くの場合、記録の取得プロセスが手作業で行われている。プロセスは州によって異なるが、公的記録請求の履行に関しては中小都市と町村とで大きな差がある。このプロセスには、データの収集、個人情報(PII)の墨消し、それらの機密情報に対する適用除外コードの指定が含まれている。cloudPWRが目指すのは、クライアントがより短時間でより多くの事案を処理できるようにすることであり、これにより、事案の件数が増えても、組織は事案担当者を増員せずに済むのだ。

クラウドソフトウェア製品の拡張に伴い
アノテーションと墨消しをすばやく簡単に行う機能を提供

PrizmDocを導入する前、cloudPWRは製品内でのドキュメントと画像の表示を処理するためにBox Viewを使用していた。このソリューションには役に立つ機能が備わっていたが、cloudPWRの創業者兼CEOであるShadrach White氏の期待に応えるだけの高機能ではなかった。

「製品内でのドキュメント表示を効率化するためにBox Platform APIを使用していましたが、画像の墨消し機能で壁に突き当たりました」と、White氏は語る。「当初は実用最小限の製品をすぐに実現できるという理由でBoxを採用したのですが、拡張に伴い、より多くの付加価値をエンドユーザーに提供できるソリューションが必要になりました。アノテーションと墨消しをすばやく簡単に行う機能を提供する必要があったのです」

cloudPWRはAccusoftの競合他社をいくつか検討し、調査と評価のプロセスには3か月ほどかかった。「Accusoftは最初から、私たちが求めているすべてのものを備えていました。 決め手となったのは、APIの完成度の高さとドキュメンテーションです」とWhite氏は言う。「競合の上位2社も検討しましたが、ドキュメンテーションの面で遠く及びませんでした。Accusoftはまさしく業界トップレベルであり、それがPrizmDocを選んだ理由です」

「PrizmDocは、こちらが求めている以上のものを提供してくれる高性能なドキュメントビューアです。いま必要な機能だけでなく、将来必要となるであろう機能まで備えているので、私たちはAccusoftとともに成長できます」
- Shadrach White、cloudPWR創業者兼CEO

PrizmDocの導入によって
ユーザーエクスペリエンスが大幅に改善

cloudPWRが製品にPrizmDocを導入すると、ユーザーエクスペリエンスに大きな変化が見られた。「Boxを使っていたときは、エンドユーザーから使い勝手に関する問題が寄せられていました」と、White氏は振り返る。「ユーザーにとって非常に直感的な表示エクスペリエンスを作成することが可能になり、エクスペリエンスが大幅に改善されました。お客様はタスクを完了するために多くのステップを実行する必要がないので、時間を節約できます」

PrizmDocのRedaction APIを利用することで、cloudPWRは、自動の適用除外ログを含めた墨消しプロセスを自動化する革新的な方法を編み出した。クライアントが墨消しを実行すると、製品のインターフェイスの右側にあるバー内に行が作成され、そこに墨消しの理由を追加できる。ビューアを閉じると、墨消しとその理由が、元のファイルの完全性を保つためにレイヤーとして自動的に保存されると同時に、適用除外ログがPDF形式で自動的に生成される。PDFでは、墨消しされたコンテンツが完全に削除され、表示領域が黒塗りされた状態になり、墨消しの理由が追加される。

強力なドキュメンテーションのおかげで、開発プロセスは迅速だった。「開発チームは熱心に仕事に取り組み、自律的にやり遂げることができました。そのことからも、Accusoftのドキュメンテーションとカスタマーサービスがいかに優れているかがわかります」とWhite氏は言う。「公共部門の視点から見ると、多くの行政機関で業務に使用されている従来のアプリケーションを最先端のテクノロジー企業が理解するのは難しいことです。Accusoftは長年の歴史があり、ドキュメント画像処理に深く根を下ろし、それをよく理解しています。その知識が、私たちが市場に訴えるドキュメント管理ツールでプロセスを改善するための助けとなっています」

現在、毎日数千人のユーザーがcloudPWRの製品にログインし、数百の顧客がcloudPWRの製品で業務を行っている。これまでに、小規模な自治体から大規模な政府機関まで十数組のクライアントがこの新しいビューアを採用している。「このビューアのインパクトが、当社の顧客ベース全体に急速に広がっていくことを期待しています。多くのお客様が、市民の要望に迅速に応える必要に迫られています」とWhite氏は語る。「これからも製品の進化とともに、さらに多くの優れたエクスペリエンスをお客様に提供していきます」
cloudPWRは今後も、Accusoftとの提携を続けていきたいと考えているという。

cloudPWRについて

cloudPWRは安全な公的記録と案件管理の信頼できるパートナーであり、中小規模の政府機関がより効率的かつ費用対効果の高い方法で市民のニーズに応えられるように支援します。信頼性が高く、実績があり、使いやすいcloudPWRのクラウドソフトウェアソリューションは、ワークフローを簡素化し、記録請求と案件管理のコンプライアンスを確保します。cloudPWRは、政府機関向けソフトウェアソリューションの国内トップクラスのプロバイダーであるAccelaと提携しています。同社のHIPAAに準拠した州全体の大麻患者および供給者のレジストリソフトウェアは、Accelaを通じて全国で利用可能になりました。